━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □□●●□□□●●●□□●●□□ □●□□●□●□□●□●□□●□ 月刊 OSG E-mail 倶楽部 (第5号) □●□□●□□●□□□●□□□□ □●□□●□□□●□□●□●●□ □●□□●□●□□●□●□□●□ 2006年2月発行 □□●●□□□●●●□□●●□□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆☆☆ ━━ お待たせしました第5号、月刊 OSG E-mail倶楽部! 電子メールでお得意様にさまざまなOSG情報を毎月お届けします! こんにちは、OSGメルマガ担当の五十嵐です。 寒い日が続きますがいかがお過ごしですか? 今シーズン当初は暖冬になるなんて予報でしたが、それに反して厳冬に なってしまいましたね。 大雪が降る地域にお住まいの方のみならず、皆さん事故にはお気をつけ下さい! ┌── INDEX ──────────────────────────┐                                   (1)目からウロコ 技術の玉手箱 Vol.5  (2)特集(製品情報)〝斬〟OSG Phoenixエンドミルシリーズ (3)アメリカ駐在員発 英語よもやま噺  第5話 └────────────────────────────────┘ □================================================================== ■技術の玉手箱  Vol.5  ◇◆ ゲージ今昔物語 前編 ◆◇ □================================================================== ゲージは、はっきり言って種類が多いです。 ねじ用・穴用・軸用の他に、平行とテーパの違いがあったりしますし、 ゲージを点検するためのゲージなんてものも存在します。 しかも、種類が違うと使い方も微妙に違ってくる上に、ゲージ記号は 「GP」「WR」「GW」とわけのわからないアルファベットになっています…。 これだけでも充分わかりにくいのに、JIS規格が変更になったからもう大変! ・・・・毎日、お客様からご相談が寄せられます。 日本全国、皆さま、困っていらっしゃるんだなあと実感する今日この頃・・・。 そこで、今回は、ゲージのあれこれについてお話ししたいと思います。  前編-ねじゲージの使い方  後編-検査用と工作用 まずは、前編「ねじゲージの使い方」です。 ここにひとつのナット(めねじ)があります。 このナットが2級に合格しているかどうか調べなくてはなりません。  ・・・「2級のボルトはめてみりゃいいじゃん」と思ったアナタ、危険です。 2級のボルトがはまったからといって、そのめねじが2級かどうかは判定できません。 ねじの合否判定は、あくまでもゲージによるものでなくてはならないのです! 一般的に、製品のねじ合否判定に使われるゲージは、ねじ用限界ゲージと呼ばれます。 通り側と止り側で1セットとなっていて、通り側が無理なく通り、 止り側が2回転以上ねじ込まれなければ、そのねじは合格となります。(従来JIS 1級~3級) これは、通り側が許容差の最も小さいあたりで作られ、止り側は逆に大き目いっぱいで 作られていることから「その間に入っていればOK」という考え方から成り立っています。 言葉だけだと余計にわかりにくいので、ねじ用限界ゲージの考え方を図にしてみました。  ⇒ http://www.osg.co.jp/products/club/pdf/limitgauge.pdf  ・・・多少、わかりやすくなったでしょうか。・・・そう思っていただけると、 嬉しいです。 次回は ゲージ今昔物語 後編「検査用と工作用」。 このふたつの違いと使い分けは、本当に悩むところですね。 「あー、スッキリした!」 と、思っていただけるよう頑張ります。 □================================================================== ■製品情報 ◇◆〝斬〟OSG Phoenixエンドミルシリーズ◆◇  □================================================================== 昨年のメカトロテックにて発表しましたフェニックスエンドミル! 【高斬(切)込み高送り】をコンセプトに、 “鋭い切れ刃=切削抵抗の低減”と、 “刃先剛性=負荷を掛けてもチッピングし難い”を兼ね合せ持つ フェニックスシリーズは、発売以来多くのお客様にご使用頂いております。 カタログの〝斬〟の文字には、 ①加工方法(工程)を斬る ②加工コストを斬る ③従来工具を斬る など他にも色々な意味が込められております。 実際に使用していらっしゃるお客様の多くは、 「現状工具では大幅に加工能率が上がらない」 「荒加工で加工時間が掛かり過ぎている。 特に、スローアウェイ工具後のソリッド工具で能率が上がらない」 「取り残し加工で時間が掛かってしまう」 「現状工具で能率を上げようと思って切込みを上げてもチッピングしてしまう」 「高速マシニングの負荷が大きく、汎用マシニングの稼働率が悪い」 「全面的に加工工程(使用工具)を見直したい」 といった理由から、フェニックスへの切替えを決心されています。 このように従来工具に対して、切込み量・送り速度を大きくする事で 大幅な加工時間短縮が実現できる工具がフェニックスエンドミルシリーズです。 今回は第一弾として、ブルノーズ(ラジアス)、ボールエンドミルをラインナップ しており、工具径はどちらも1mm~20mmと幅広くご使用頂けます。 今後も第二弾、第三弾と発売を予定しておりますので、 これからもフェニックスシリーズにご期待下さい。 OSG Phoenixエンドミルシリーズ ▽ http://www.osg.co.jp/products/endmill/phx.html □================================================================== ■英語よもやま噺  第5話  ◇◆ Manhattan ◆◇             □================================================================== Manhattan(マンハッタン) カクテルの中で私の好きな飲み物にManhattan(マンハッタン)があります。 これをアメリカのバーでオーダーするのが一苦労です。発音が悪いと通じません。 最初の頃には全然通じず、バーテンダーに作り方まで説明して、 ようやく‘Oh, Manhattan!’とやられてプライドを何度も傷つけられました。 ベースはアメリカのトウモロコシ・ウイスキーのBourbon Whiskey(バーボン)で Sweet Vermouth(日本語ではスィートベルモス)を滴らし、さくらんぼの シュロップ漬けを入れたものです。 シェーカーでカシャカシャやって、例の気取った足の長いカクテルグラスで氷無しで 正式に飲むのも良し、ただの on the rock でやっても美味しいです。一度お試し下さい。 アメリカの普通のバーでは何も言わないとon the rockで出来上がって来ます。 日本は気取っているのか、黙っていると本来のシェーカーでカシャカシャ やったのが出てきます。 普通のスコッチウイスキーをベースに同じように作った‘Scotch Manhattan’は Bourbonから来るあの独特のパンチがなくなりますが、まろやかでこれもいけます。 マンハッタンと平たく発音すると絶対に理解してもらえません。 アクセントは‘ ハ’の部分にありますから、まず最初の‘マ’を口を横に広げて 丁寧に ‘メン’と言い、次のアクセントのある‘ヘッ’を力強く言い、 残りの‘タン’は‘t’の破裂音だけを強調して軽く言い流します。 ヤー これでアメリカに来た時に、ホテルで部屋に帰ってぐっすり眠る為の 就寝前のNightcap(ナイトキャップ、寝酒)は確保出来ましたナー。 お酒飲みの人はこの、Nightcap(ナイトキャップ)をしっかり覚えておいて下さい。 ホテルの部屋に帰る前に、日本での「一杯やっか?」という時の お猪口を口元で反す仕草をしながら‘How about a night cap?' とやれば 「寝る前に一杯どう? 」となります。 アクセントの部分を強調してオーダーして下さい。 ‘Manhattan on the rock!’(マンハッタン・オン・ザ・ロック) -------------------------------------------------------------------- 【ご意見・ご要望はこちらまで】 OSG企画部 E-mail倶楽部担当宛 mailto:news-info@osg.co.jp -------------------------------------------------------------------- 【OSG E-mail 倶楽部の受信を希望されない方】 誠にお手数ですが、下記アドレスでご退会手続き願います。 /products/club/index.php 【メールアドレス等の登録情報を変更されたい方】 誠にお手数ですが、一度退会手続きの上、再登録をお願い致します。 /products/club/index.php -------------------------------------------------------------------- 【このメールはOSG E-mail倶楽部会員様に自動的にお送りしております】     このメールに対して返信しないようお願いいたします。   このメールに心当たりのない場合やご不明な点がある場合は、   mailto:news-info@osg.co.jp までご連絡ください。 ==================================================================== 発行:オーエスジー(株) 企画部 http://www.osg.co.jp/ OSG E-mail倶楽部の記事を許可なく転載することを禁じます。 copyrights(c)OSG Corporation. All rights reserved. ====================================================================