╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃                                               ┃月刊 OSG E-mail 倶楽部 (第74号)         2011年11月発行 ┃ ╋□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お待たせしました第74号、月刊 OSG E-mail倶楽部! 電子メールでお得意様にさまざまなOSG情報を毎月お届けします! みなさんこんにちは、メルマガ担当の右京です。 10月16日に放映されたフジテレビ系列「ほこ×たて」最強金属VS最強ドリルの 熱い闘いお楽しみ頂けましたか? 大変な反響に右京はびっくり致しました。 多数の叱咤激励を多方面の方々より頂き、ありがとうございます。 また、アクセスが集中し一時弊社HPに繋がりにくい状態となりご迷惑をおか けしたことをお詫び申し上げます。 何はさておき、これからもお客様のニーズにとことんお応えしていく姿勢は変 わりません! それではオーエスジーメルマガ11月号、最後までお付き合い下さい。 ┌── INDEX ──────────────────────────┐                                   (1)目からウロコ  技術の玉手箱 Vol.74  (2)特集(イベント) OSG川柳 発表!  (3)アメリカ駐在員発 英語よもやま噺  第63話 └────────────────────────────────┘ □================================================================== ■技術の玉手箱  Vol.74 ◇◆ 左ねじでも右ねじれ? ◆◇ □================================================================== まず、前号のおさらいから参りましょう。 ドライバーを時計回りに回転させると入っていくのが右ねじ。 逆に、反時計回りに回すと入っていくのが左ねじです。 ねじはほとんどが右ねじのため、めねじを加工するためのタップも右ねじが 主流です。 左ねじ用は、コーティングなしの一般用のもので、限られたサイズしか在庫 しておりません。ステンレス鋼や高硬度材をやりたいお客様から 「右ねじ用のタップを逆回転させたらダメ?」 と相談されたことがあります。 ・・・・お気持ちはわかりますが、残念ながら、ダメです。 落ち着いて良く考えてみてください。 まず、ねじの螺旋が逆。ねじを反対に回しても入っていきませんよね。 次に、切れ刃がない。ぱっと見それらしくありませんが、タップは刃物です。 時計回りで切れるように刃が付けてあるので、逆に回しても切れません。 ここで、読者の皆さんがちょっと悩む問題を出してみましょう。 切りくずがシャンク側に排出されるスパイラルタップの特徴は、ねじれ溝です。 右ねじの場合は、溝も右ねじれ。 でも、左ねじのスパイラルタップは回転方向が逆になるので、溝も左ねじれに なりますが、品名はどちらも「スパイラルタップ」です。 では、ここで問題! 左ねじで右ねじれ溝のタップは、果たして加工ができるのでしょうか? ねじの螺旋は左まきで、溝のねじれが右まき、ということですよ。 頭の中で床屋さんの回転灯みたいなものがクルクル回って、目が回りそうに なってはいけないので早めに答えをお教えします。 左ねじで右ねじれ溝のタップでも、ちゃんとねじ加工はできます。 ただし、切りくずは前方に出ますけどね。 切りくずを前方に排出するタップとしては、先端部の溝だけ逆ねじれにした 「ポイントタップ」が広く知られていますが、ねじ全体に逆ねじれ溝を施した 「逆ねじれ溝タップ」というものもあります。 オーエスジーのラインナップでは、高速シンクロタップシリーズにある HS-RFT・HS-AL-RFT・US-AL-RFTなどがそれで、標準在庫品は右ねじなので 溝のねじれは、逆向きの左ねじれとなっています。 ということは、左ねじで「逆ねじれ溝タップ」を作る場合は、右ねじれの タップとなります。 う~ん、説明すればするほどクルクル地獄にはまっていく・・・・。 そこで、簡単な図解を作ってみました。 「???」の方は一度ご覧になってみてください。 ▽▽▽ /support/club/pdf/spiral.pdf?mail_m1111 □================================================================== ■イベント  ◇◆ OSG川柳 発表! ◆◇                       □================================================================== 9月号で募集しました、OSG川柳の優秀作品の発表を行います。 最後の最後までご応募いただき、誠にありがとうございました。 それでは、OSG川柳、力作の数々をお楽しみください。 【ペンネーム】   タップ折れ 心も折れる 夜10時         【えっじかむ】                      ※わかります~(右京)  回転の 計算式に 目も回る            【たいねん】                       ※うまいっ!(右京)  職業病? D(ディー)の発音?? デーとなる     【テンボス】             ※私は慣れるのに2年かかりました(右京)  おこづかい 両手で手のひら移動 固定        【メタボ】    ※確かに!お願いの手の動きって平ダイスと似てますね(右京)  1cm(いっセンチ) 10mm(とうミリ)言えば 業界人  【五十嵐】       ※もしかして、前メルマガ担当者の五十嵐先輩?(右京) 入賞された方にはOSG特製グッズを贈呈いたします。 OSG川柳にご応募下さった皆さま、川柳を楽しんで頂きました皆さまに 改めて御礼申し上げます。 誠にありがとうございました。 □================================================================== ■英語よもやま噺  第63話 ◇◆ I don't give a damn ◆◇          □================================================================== I don't give a damn (アイ・ドント・ギブ・ア・ダム) 俺の知ったことか。 気にかけない。どうでもいい。構わない。  といった感じです。 I don't care. と似た意味です。 damn(ダム)は罵りに使う言葉です。 否定文に使われる時には「全然気にしない」という意味になります。 罵りにも値しない、とでも言うのでしょうか。 でも、この言い回し、べらんめえ調ですから正式の場では使わないように。 『Gone with the wind(風と共に去りぬ)』の映画の中で、 クラーク・ゲーブル扮するレッド・バトラーが玄関から出ていく時、 顔だけ振り返ってスカーレット・オハラに向かって投げつける言葉です。 「 I don’t give a damn. (アイ・ドント・ギブ・ア・ダム)」 頭にきて、はねつける時によく使います。 「反町君、今夜着ていくドレスはどれが良い?  あれかしら、これかしら。  これが良いかしら。  あれはチョット派手かしら?  こっちのほうは地味かしら?  ねえ、どれが良い?」 「I don’t give a damn! (アイ・ドント・ギブ・ア・ダム)  オイラの知ったことか!」 -------------------------------------------------------------------- 【ご意見・ご要望はこちらまで】 OSG企画部 E-mail倶楽部担当宛 mailto:news-info@osg.co.jp -------------------------------------------------------------------- 【OSG E-mail 倶楽部の受信を希望されない方】 誠にお手数ですが、下記アドレスでご退会手続き願います。 /support/club/withdrawal.php 【メールアドレス等の登録情報を変更されたい方】 誠にお手数ですが、一度退会手続きの上、再登録をお願い致します。 /support/club/index.php -------------------------------------------------------------------- 【このメールはOSG E-mail倶楽部会員様に自動的にお送りしております】     このメールに対して返信しないようお願いいたします。   このメールに心当たりのない場合やご不明な点がある場合は、   mailto:news-info@osg.co.jp までご連絡ください。 ==================================================================== 発行:オーエスジー(株) 企画部 http://www.osg.co.jp/ OSG E-mail倶楽部の記事を許可なく転載することを禁じます。 copyrights(c)OSG Corporation. All rights reserved. ====================================================================